NIEの効果説明、16年度新規実践7校に 松山
授業や学校活動に新聞を活用するNIE(教育に新聞を)の2016年度新規実践校に選ばれた愛媛県内7校への説明会が2日、松山市大手町1丁目の愛媛新聞社であった。担当教諭ら約20人が参加し、日本新聞協会の関口修司NIEコーディネーターから認定証を受け取った。
実践校は金生第一(四国中央市)、垣生(松山市)、白浜(八幡浜市)の3小学校、菊間(今治市)、岡田(松前町)、松柏(八幡浜市)の3中学校、川之江高校(四国中央市)で、指定は2年間。
15年度まで東京都北区の公立小学校長を務め、NIEに力を注いでいた関口コーディネーターが講演した。15分間で新聞を読み、自分の意見を書く週1回の「NIEたいむ」を授業開始前などに全校で実践し、生活のリズムに取り入れたと説明。「初めは嫌だったけど続けてよかったというのが児童の共通の感想。読む力、書く力がついたと自覚すると意欲的になる」と効果を語った。